MATSUI SEISAKUSHO
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松井製作所について
About us
品質に自信と誇り。
私たちの樹脂製品には、「生命」が宿っています。
100年に渡り様々な製品を生み出してきた私たちは、ものづくりに自信と誇りを持っています。
その根幹となっているのが、熟練した技術を持つ職人たちの存在です。
仕事に対して真摯に向き合う職人の手によって生み出された樹脂製品には「生命が宿る」と信じています。
丹念に、心を込めて。石川県発の高品質の製品を、自信をもってお届けすることを約束します。
当社では、様々な分野での製品を提供しています。
産業機械関連や、医療測定機器外装カバー、OA機器関連、住設機材関連などユーザーニーズに合わせて、自由なカタチを提案できるクオリティと対応力があります。
技術紹介
小ロット・短納期を実現する多品種少量生産の活用で、商品開発をサポートします。
グローバル化が進み、人々の価値観が多様化する時代において、品質や機能、価格など、消費者のニーズに合ったものを素早く提供することが重要となってきました。多品種少量生産は多様化するニーズに応える最適な生産法です。
当社が得意とする真空成形、圧空成形、熱プレス成形は多品種少量生産に対応しており、小ロット・短納期での提供を可能に。お客様の柔軟かつスピーディーな商品開発をサポートします。
真空成形
真空成形は、加熱して柔らかくしたプラスチックシートを型(雄型または雌型)に密着させ、型から空気を吸い出してシートとの空間を真空状態にすることにより、型どおりの形状が得る成型方法です。使用できるプラスチックの材質はABS・AES・PMMA・PC・PP・PE・HIPS・PET・PVCなどのほか、PEI・PSF・PEEKといったスーパーエンジニアリングプラスチックの成形もできます。
真空成形の特徴
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金型の製作コストが安い。
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射出成形に比べて、製作期間が短い。
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型を変更することによってモデルチェンジが簡単にできる。
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多品種少量生産に適している。
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熱可逆性のプラスチックであれば材質が選べる。
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大きなサイズにも対応可能。
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厚みの薄いプラスチックシートの成形ができる。
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木型を用いることで試作品のコストを抑えることが可能。
圧空成形
圧空成形は、加熱して柔らかくしたプラスチックシートを、下部の型に上から圧空BOXをぴったりと当て、圧縮した空気の圧力で型に密着させることで、プラスチックシートを思いどおりの形にする成型方法です。真空成形と比べて数倍高い圧力をかけるため、仕上がりは射出成形に近い精度を誇ります。使用できるプラスチックの材質はABS・AES・PMMA・PC・PP・PE・HIPS・PET・PVCなどが可能で、PEI・PSF・PEEKといったスーパーエンジニアリングプラスチックも使用できます。
圧空成形の特徴
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金型の製作コストが安いが、真空成形よりも割高である。
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射出成形に比べて製作期間が短い。
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多品種少量生産に適している。
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熱可逆性のプラスチックであれば材質が選べる。
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大きなサイズにも対応可能。
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厚みの薄いプラスチックシートの成形ができる。
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射出成形に近い表面形状を実現できる。
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製品のアンダーカットが成形しやすい。
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Rの曲げを最小にできる。
熱プレス成形
熱プレス成形は、プレス機に雄型と雌型の型を取り付け、加熱して柔らかくしたプラスチックシート(樹脂板)を2つの型で挟み込む成型方法です。樹脂への熱の伝達が効率的であるため、厚みのあるシートの成形に適しています。ただし、複雑な形状の成形には向いていません。
熱プレス成形の特徴
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木製もしくは樹脂製の型を使用するので型代が安い。
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射出成形に比べて製作期間が短い。
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コーナーのRが美しく仕上がる。
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大きなサイズも生産でき、低コストで成形できる。
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小ロットから大量生産まで対応できる。
射出成形との比較
射出成形は、溶かしたプラスチックを金型に充填して固める成形方法です。プラスチックを充填する際に型に圧力がかかるので、型に用いる材質は金属でなければなりません。そのため、一度、金型を作ってしまうと変更するのは難しく、大量生産向きの成型方法と言えます。また、大型の製品を作るには、金型の大きさに合わせて機械も大型化する必要があり、大きな製品を作るのにも限界があります。
メリット
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多品種少量生産(1個から可能)に適している。
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射出成形のように金型である必要がなく、木製や樹脂製の型が選べるため、型代が安く済む。
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木製や樹脂製の型を使用するため、同一の型をカスタマイズすることが可能。よって複数の種類の製品も製作できる。
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圧空成形ならば射出成形と同程度の形状を再現できる。
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大きな製品を作るのが容易である。
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成形した製品の表面処理が必要ない。
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塩化ビニール系の高機能材料であっても成形が可能。
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製品の納期が短い。
デメリット
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射出成形に比べて、1個の製品に対する成形の製造工程が長く、後加工が必要であるため、製品単価は高くなる(大型成形品は逆に安くなる)。
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雄型または雌型、どちらか一方の型で成形するため、型に当たっていない面の精度が低くなる。
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シート状の材料でしか成形ができない。
一貫体制・24時間体制
一貫生産体制 24時間稼働工場。
時代が求める高品質製品をスピーディーに納品します。
日々変化していく現代社会では、スピードこそ生命線。技術進化に伴い高品質は必然のことであり、優れた製品をいかに早く提供できるかが求められています。当社ではあらゆる課題に対して迅速な対応を図るため、一貫生産体制と24時間生産体制を採用しています。すべてのお客様の生産効率の向上に貢献するために、私たちはその時代に最適な体制を築き、製造に取り組んでいます。
打ち合わせ
形状決定・材質決定
お見積もり
型制作
成形
・NCプログラミング ・治具制作
トリミング
NCルーター・バンド加工
・部材制作 ・インサートナット圧
組立
部材接着・シルク印刷・塗装
検査
梱包
発送
急な増産にも対応できる、24時間生産体制。
私たちはお客様が求める「短納期」に応えるための努力を惜しみません。当社では、生産スピードと生産量を高める24時間生産体制を採用。お客様からの突然の増産や数量の変化にも柔軟に対応できます。また工場施設の有効活用を図ることで、全体的な生産コストの削減にも寄与しています。
木製品の製造で培った精度の高いハンド加工技術は、成形後の多彩な加工に対応できます。
プラスチックの真空成形、圧空成形、熱プレス成形では、製品の不要な部分を切ったり、削ったり、穴を開けたりと様々な加工が可能です。繊維機械用の木製品づくりを長年にわたり受け継いできた当社には、切削、曲げ、接着などの多彩な後加工のご要望に応えるハンド加工技術があります。また、成形する製品の形状やロットによっては、ハンド加工を施した方が低コストになる場合があり、お客様のアイデアやこだわりに最適なご提案を提供します。
自社製作の加工用治具による、高精度の切削・穴開け加工。
製品一つひとつに合わせた加工用治具を職人自ら製作しています。当社が精度の高い後加工を実現できるのは、研ぎ澄まされた職人技によるもので、細心の注意を払った丁寧な作業が信条です。切削や穴開けのなどの優れた加工技術は、生産のコストを大幅に抑えるメリットがあります。試作品などの小ロットに適しています。
大型から厚物まで自在に曲げられる、正確な曲げ加工。
豊富な実績と経験、素材知識をもとに高度な曲げ加工を行えます。V曲げ、R曲げなどの形状が可能で、1000×2000㎜までの大型、厚さ12㎜までの厚物などに対応。経験豊富な職人が担当し、曲げたい場所を曲げたい形に正確に曲げられます。加工後の形をイメージしながらプラスチックの熱収縮を計算、ゆがみを最小限に抑えた高精度の加工を実現しています。
職人技を活かした貼り合わせ、美しい接着加工。
プラスチックといっても、アクリルや塩化ビニール、ABSなどがあり、確実に貼り合わせるには専門的な知識が必要となります。素材を溶剤によって溶かす「溶剤接着」によって、確実に素材同士を接合することができ、美しい接着面を実現できるのは、職人の優れた技ならでは。接着加工によって、形状にとらわれない樹脂製品を生み出せます。